6面そろえる
6面揃える
6面揃えるのに必要な最小限のやりかたのみにとどめた内容です。
※図柄など入れたいが、後回し・・・
はじめに
- 各面の中央=「センター」 これは固定されていて動くことは無い。
- 角8か所=「コーナー」 3つ(3色)の面を持つ。
- 残りの12か所(辺の部分)=「エッジ」 2つ(2色)の面を持つ。
- 上面=Up「U面」、上面を90度回す(時計回り)=「U」、逆回し「U'」※以下、回し方は同様
- 下面=Down「D面」
- 右面=Right「R面」
- 左面=Left「L面」
- 前面(こちら側)=Front「F面」
- 後面(向こう側)=Back「B面」
- 手順を示す際の "2"は、90度回すのを2回、つまり180度回す。
- 例:"U2" → U面を180度回す。
基本的な持ち方、回し方
- 黄色(固定であるセンターで判断)を上(U面)
- 自動的に白色は下(D面)になる。
- 左手の親指と中指で、F面とB面のセンターを持つような感じ。
- R面は普通に右手で回す。
- U面は人差し指で回す。
- U = 右手の人差し指
- U' = 左手の人差し指
- F面は右手の人差し指や親指で回す。
- F = 右手の人差し指
- F' = 右手の親指
- L面を回す必要がある場合は、持ち方を左右切り替える感じで。
- B面を回す必要がある場合は、上下は維持してキューブ全体を回す。(B面だったのをR面などにもってくる)
- D面は小指で回す。※本ガイドの範囲では基本必要性はあまり無い。
揃え方
「CFOP法」(Cross、First 2 Layer、Orientation of Last Layer、Permutation of Last Layer)といわれるメソッドで、1層づつ揃えていく。(1面づつ揃えるのではない)
Cross
下1層目のエッジを揃える。
D面の白色だけではなく、R面L面F面B面の色も正しく揃えなければいけない。
まず、白色を含むエッジを探す。
そのエッジパーツのもう一方の色(以後、サイド色)を確認し、同色のセンターと隣接する位置に持っていく。
サイド色の面を回して白をD面に持っていく。
これを4か所繰り返す。
サイド色をセンターと隣接させる際に、D面で揃えた白を崩す必要が出てくる場合があるが、対象エッジを処理した後に元に戻すようにすれば問題無い。
First 2 Layer (F2L)
2層目までを完成させる。
1層目コーナーと2層目エッジのペアを計4か所、揃えていく。
揃えていく過程において、当然、既に揃えた箇所を崩してはならない。そのうえで、概念的に認識しておくべき事は「U面は自由に回してよい」「サイド面は回したら崩れるので、揃っていた部分を元に戻す必要があり、回して戻す、が必ずセットになる」
具体的な手順
- 1層目コーナーとなるターゲットを探す。(白を含むコーナーパーツ)
- コーナーパーツの白以外の2色を確認し、入れるべき箇所の真上(3層目コーナーの位置)に持ってくる。コーナーパーツの位置がF面R面の角となるように持ち変える。
●コーナーパーツの白がU面の場合、「R U2 R' U'」でR面に変える。(横向かせる)
●コーナーパーツの白がR面の場合、「R U R'」(迎えに行ってハメて戻す)
●コーナーパーツの白がF面の場合、「U R U' R'」(一旦退避させて、迎えに行ってハメて戻す) - ここまでで、コーナーパーツのみ揃う。
- 今揃えたコーナーパーツの白以外の2色を持つエッジパーツを探す。
- エッジパーツをU面で、サイド面(センター)と色が一致する位置に移動させる。
- コーナーパーツから遠ざけるようにU面を回してエッジパーツを退避。
- エッジパーツを配置していた方じゃない方の面を回してコーナーパーツを3層目に上げる。
- 退避させたエッジパーツを戻す。
- コーナーパーツを上げるために回した面を戻す。
- ここまでの手順で1層目コーナーと2層目エッジのペアが正しく隣接した状態になる。(3層目にある状態。)
- これをそのまま然るべき位置にハメ込む。
- ペアを離れないように、退避させて、迎えに行って(ハメるべき箇所を3層目に上げる)、ハメ込んで、元に戻す。
- この一連の手順を4か所行う。
Orientation of Last Layer (OLL)
3層目(上面)の向きを揃える。(上面の黄色だけ合わせる)
ここから先は全ていわゆる「覚えゲー」。
2つの手順を覚える必要がある。短い手順なので比較的容易に覚える事ができるはず。
OLL手順1
F R U R' U' F'
- F面を右手人差し指
- R面を奥に回し、U面を右手人差し指、奥に回したR面を戻す
- U面を左手人差し指
- 最初に回したF面を右手親指で戻す
U面のエッジ4か所の色を揃える
OLL手順1を実行することで、U面の状態が変わっていく。※コーナーの状態は無視
→ | ||||||
エッジが1箇所も合っていない場合、OLL手順1でエッジ2箇所L型が完成する。
→ | ||||||
エッジ2箇所L型の場合、色が合っているエッジをL面B面側に持って行って、OLL手順1を行うと、エッジ2箇所I型が完成する。
→ | ||||||
エッジ2箇所I型の場合、色が合っているエッジをR面L面側に持って行って、OLL手順1を行うと、エッジ4箇所の色が合う。
OLL手順2
R' U' R U' R' U2 R
- R面を手前に、戻す、手前に、戻す。その動作の間に、U面の回転を挟む、という感じで覚える。
- 単純な手順なので左右対称のパターンも使えるようにしておく。
U面の色を全て合わせる
これらの形でOLL手順2を行い、エッジ4か所全てとコーナー1か所のみ色が合っている状態にする。(F面が下)
この形でOLL手順2を行えばU面の色が全て揃う。
この場合はOLL手順2の左右対称パターンを使う。
Permutation of Last Layer (PLL)
3層目(上面)を並べ替えて6面を完成させる。
2つの手順を覚える必要がある。比較的長い手順なので何度も反復練習して、体で(手の動かし方で)覚える。分割して少しづつ覚えるとよい。
コーナーを揃える(T-Perm)
「T-Perm」という手順を覚える。
コーナーの色が一致している面をL面にしてT-Permを実行すると、全てのコーナーが揃う。
コーナーの色が一致している面が存在しない場合は、T-Permを実行すれば、1面コーナーの色が一致した状態になるので、その後、改めてL面を調整してT-Permを実行する。
R U R' U' R' F R2 U' R' U' R U R' F'
エッジを揃えて完成させる(U-Perm)
「U-Perm(a)」という手順を覚える。
コーナーが全て揃ってあとエッジのみ、という状態から、U-Permを1~3回行えば完成する。
エッジが1か所も揃っていない場合も、U-Permを1回行えば1か所は揃った状態になる。
R U' R U R U R U' R' U' R2